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このニュースによると。
広東省の汪洋(ワン・ヤン)党委書記のコメントです。
「倒産するのは、時代おくれの会社ばかり」
つまり、倒産するのは自己責任だということです。
では、すべてが自己責任なのでしょうか。
中国のシステムはわかりませんが、最先端のシステムを取り入れている企業は、中小企業を下請けとして使っているのではないのでしょうか。
そうであったとしても、常に新しい技術を取り入れて行くように努力していた中小企業もあったでしょう。
しかし、どんなに高い技術を持っていても、注文がなければ、倒産してしまいます。
少なくとも日本の場合はそうではないでしょうか。
たとえ世界一の部品を生産する工場でも、部品を注文する企業がいなければ、経営はできないのです。
「大企業からの下請けがないとやっていけないような経営しかしていないのが悪い」と、言うことなのでしょうか。
確かにそういう面もあるかもしれません。
実際、小さな小さな会社でも、経営が順調なところもあるでしょうし。
つまり、時代遅れなのが悪いわけではなく。
アイデアがあるかどうか、の差ではないか、という気がします。
なのに、「時代遅れなのが悪い」と、広東省の汪洋(ワン・ヤン)党委書記はコメントしたのです。
広東省では、労働者の暴動が増えていて、今も失業者が増えて行くばかりなのに。
いつか、大爆発を起こしそうな気がします。
そしてその経済的影響が日本にもやってくるのでは・・・・と思うと、ちょっと怖い気がします。