ダイヤモンドオンラインの記事からの引用です。
http://diamond.jp/articles/-/7842より


しかし、昨今のサラリーマン世帯は、もはやそれどころではない窮地に陥っている。汗水垂らして働いても「年収300万円」さえままならないのが、現状なのだ。

 厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によれば、平成21年度の全勤労者の平均年収(賞与のぞく)は、前年比▲1.5%の294万5000円(平均年齢41.1歳、平均勤続年数11.4年)と、前年に続き300万円の大台を割った。

 もともと女性勤労者と比べて高給だったとはいえ、男性勤労者のみだと前年比▲2.1%となる。まさに「年収250万円時代」「年収200万円時代」の到来が、現実のものになりつつある。



以上引用でした。



データだけで全てを把握するのはとても難しいとはおもうんですが。

「平均」というものにあまり踊らされるのもどうかなとも思います。



でも、決して歓迎できない傾向にあるのは確かですよね。

みなさんの周囲では、この記事が対岸の火事としてとらえられるのか、それとも自分自身のこととしてとらえられるのか。


それもまた様々でしょう。


別にうちはもっともらってるけど、という人もいるし、とっくに年収200万円時代に入ってるよ、という人もいる。


年収が低いのは自己責任だという人もいるし、新興国との競争に耐えるために人件費が下がっているんだという人もいる。



ところで自己責任という表現が好きな人は、「資格やスキル、キャリアがある有能な人」ならみんな高い給料を手にできる国だと今の日本を観ているのかな?とも思ったりします。




でも、いろいろな状況、考えの人がいるからこそ人間。




だからこそ「平均」があるわけですし。

でも。

計算上のこととはいえ、たかが平均、されど平均。

今回のデータからは、貧富の差が大きな国になっていく道をたどっているのか、それとも全員でじわじわと沈んでいるのかは私にはよくわかりません。

が、どっちに転んでも悲しい・・・・・