とても気になるニュースであり、とても悲しいニュースであり、そしてとても心配なニュースです。
アサヒ・コムの記事より(ニュースのアドレスはhttp://www.asahi.com/national/update/0419/OSK201004180145_02.html)一部引用
「続く虐待、大阪で1カ月に5件 背景には貧困・孤立」
「加害者」となってしまった親たちの言葉を以下にまとめました。
夫が働かず、ストレスをためていた
お金がない。生活が大変
ストレスがたまらないように本気で怒って、グーが出ることもある
仕事に就けず、育児も押しつけられていら立ち、矛先を子どもに向けた
しつけのために平手で50〜100回くらい頭をたたいたことがある
ミルクをやってもおむつを替えても泣くのでイライラした
いくらたってもなついてこない。だんだん腹が立った
子どもの世話をしていて鬱憤(うっぷん)がたまっていた。自分を抑えられなかった
育児疲れがたまり、泣きやまないことに腹を立てた
夫が育児を手伝ってくれない。二人で出かけることもなくなった。
育児のせいで好きな時間に買い物ができずイライラした。
なかなか子どもがかわいいと思えない
上記ニュースに載っている言葉をこうして並べてみると、親が様々な面でサポートを受けられる状態にあれば・・・と思わなくもないのですが。
その一方で、サポートを受けていたとしても、虐待をせずに済んだのだろうか、とも感じます。
事態はもっともっと深刻なはずです。
ある意味では、この親たちも加害者であると同時に被害者といえるのかもしれません。
しかし、犯した罪はあまりにも大きなものです。
中には一生懸命育児をしようとしていた親もいます。
真面目に頑張っていた親もいます。
でも、こういう結果となってしまった。
事件を起こしてしまう親、起こさない親、そして水面下で虐待を行っている親。
その差は、単に貧困や孤立だけからくるものなのでしょうか。
とても気になります。
これから、犠牲になる子供たちがたくさんあらわれてくるのでは・・・・
いや、もう予想以上に存在しているのでは・・・・
心配でなりません。

子ども虐待という第四の発達障害
どうぞ犠牲になる人が減っていく世の中になりますように。