yahooニュースからの引用なのですが。

空白の退職届に記入強要され…コロナ禍で不当解雇相次ぐ「絶対書いてはだめ」と専門家

雇用問題に詳しい塩見卓也弁護士(京都弁護士会)は、会社側が自己都合による退職を求める背景について「解雇は要件が厳しく、解雇手当の支給も必要になる。しかし、自己都合による退職であれば解雇手当は不要で、後任者を雇う際に助成金が出るなど会社側にメリットがある」とし、自己都合退職の要求は昔からある脱法的な人員整理の手口だと指摘する。  その上で「会社から『仕事がないから来なくていい』と言われ働いていなくても、雇用契約が続く限り賃金は請求可能。少なくとも休業手当は請求できる」とし、「退職届を書いてしまうと、失業給付金が3カ月間出なくなるなど労働者のデメリットが大きい。会社都合で退職届の提出を求められても絶対に書いてはいけない」と呼び掛ける。」

以上引用です。


今後、解雇はますます増えてゆくのでしょう。
昔、リーマンショックの時も、年度末の時点で15万人とも言われていました。最終的な人数はもっと多かったのではないでしょうか。

今回はどうなるのでしょう。
リーマンショックは10年以上前のことで当時とはまったく状況は違いますが、この10年で働く人にとって良い方向に変われた部分がどれだけあるでしょうか。
世の中はどんどん息苦しくなるばかりで、IT化は進んでも仕事量は減らず逆により細かくなり、物価も上がり税金も増えています。
気を遣うことも増え、スマホを眺める時間も増え、SNSという新たな場所も登場しました。
ですが、昔と比べて便利にはなりましたが、あの頃よりずっと気楽になったとはとても思えません。

コロナ禍が過ぎ去った時、全てが以前のままに戻ってくれる気もしません。
解雇によって人生が変わってしまった、次の道筋がまだ見えないという人が増えています。
それをチャンスと捉えられる人も中にはいるのでしょうが、そう捉えられない人もたくさんいて、格差はますます広がってしまうのではないでしょうか。
中々前に進めない人々を置き去りにするとすれば、そんな日本はどうなっていくのでしょう。

リーマンショックの時とは違うことも多く、あの頃のことばかりを参考にするわけにもいきません。
コロナ禍が過ぎ去った後の世界がどうなるのかについてはネット上でもたくさんの予想があります。
これからどうなるのか、どうすれば良いのか、情報に踊らされることなく注意しながら考えなければと緊張しています。