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ゆとり教育。
ネットの普及。
携帯電話の普及。
いざなぎ景気。
いろんな要素が重なり、結果的に、最近の大学生の中には、
小学生時代の「学級崩壊」を引き起こす態度を未だに矯正できない子
学業よりも携帯でのコミュニケーションを優先する子
学業よりも携帯でのメールやお小遣い稼ぎを優先する子
そして、してはいけないことの判断力を低下させてしまう子
達が、どんどん増えているような気がします。
社会のせい、教育のせいにするのは簡単です。
しかし、その「悪い社会」「よくない教育」から、自力で抜け出さなければ、どこまでも沈んでいくばかりの時代です。
ある意味では、「今までで一番、普通に育つということが難しい」時代になってしまったとも言えるのではないでしょうか。
こんなに便利な時代になったのに。
こんなに情報あふれた、便利な時代になったというのに。
肝心の「人間性」を高めることができない。
大学生だけではありません。
人間性を高めるという意味では。
全ての年代で、人間性を保つこと自体が難しくなっているような気がします。
犯罪性のあること、他人を不幸に陥れることが簡単な時代です。
「まあ、バレることはないだろう」と思わせるような、法律的にグレーゾーンの世界が、すぐそこで甘い香りを放って誰もを誘い込んでいます。
一部の大学生の、「ここ最近の落ちぶれていく様」は、まだまだ序章に過ぎないという気がします。
これからすべての年代へ広がって行く可能性は、十分にあるのではないでしょうか。