yahooニュース「雇い止め8万5千人」

上記ニュースより一部引用

厚生労働省は26日、来年3月までの半年間に、期間満了で契約を更新されなかったり途中で解雇されたりする「雇い止め」の非正規従業員が8万5000人を突破するとの調査結果を発表した。初めて調査した先月28日公表分の3万67人に比べ約2.8倍に悪化した。就職内定を取り消された大学・高校生も769人になり、先月調査から約2.3倍に増えた。不況の深刻化で雇用情勢が急速に厳しさを増していることを示す結果になった。

 厚労省によると、今年10月〜来年3月に派遣・期間労働者など非正規従業員の雇い止めをしたか、予定しているのは1415事業所で、総数は8万5012人。うち5万2684人は年内に雇い止めになる。また、少なくとも2157人が住まいを失い、5万人については住居の状況が把握できていない。業種別では製造業が8万1240人と全体の95.6%を占めている。


以上、YAHOOニュースより抜粋引用

来年3月までに、8万5千人とありますが。
この数字で本当に収まるのでしょうか、という気がします。

今のところは、8万5千人。
厚生省が把握している数が、8万5千人。

と、いうだけのことではないのでしょうか。

1ヶ月後の経済状況など、誰にも予測できるものではありません。

予想を超える悪化は続くばかりです。
日本から母国へ帰って行く外国人の人も多いようです。
片道チケットばかりが売れているという話も聞きます。

それは、就職先がないから、という理由なのですが。

見方を変えれば。

「もうこの国は危ないから出て行こう」ということでもあるのでは、と心配になります。
景気が上向きになったとしても、今までのような安い労働力を確保することができないということになるのではないかと。

もちろん日本人の人がその分、仕事を手にできるじゃないかという意見もあるのでしょうが。

さて、今までのような低賃金で、はたして景気が上向きかけた頃、労働力の確保はできるのでしょうか。

もっと条件のいいところへどんどん乗り換えて行くのは目に見えています。
ネットで価格を調べて、より安く販売しているネットショップが売れるように。

悲観的な見方をすれば。

せっかく景気が上向こうとしていても、なかなか「抜け出す」のは難しい気がします。